web対応のエアコンを作る (ハードウェアプロトタイプ完成)

目的

エアコンはWeb対応が必要だと思います。
なぜなら、会社から帰ってきたら、部屋が冷えていてほしいから。
会社を出るときに、家のクーラーをOnにできればいいのです。

実際にそういうのはもちろん存在します。
これ(http://www.itmedia.co.jp/news/0104/12/carrier.html)とか。

問題は、「私の自宅のエアコン」が対応していないことなのです。
しょうがないので、無理やり対応させることにしましたー。

実現方法

PCからモーターを動かして、エアコンのリモコンのボタンを押す。
赤外線を使ったほうが楽だが、汎用性を考え(お風呂の湯張り対応なども・・・)、モーターを使う。

シーケンス

1. 会社で帰宅前に、ブラウザで自宅鯖にアクセスして、「家のクーラーを
オン」ボタンを押す。
2. 自宅鯖のCGIが呼び出される
3. CGIから、USB-IO(PCから外部ハードを制御するもの)に信号が送られる
4. USB-IOの電流が、フォトリレー(プロトタイプの材料を参照)のスイッチをOn/Offにする
5. リレーのスイッチがOnになると、コンセントからとった電気(直流変換後だけど)
でモーターが動く
6. モーターの回転運動が、クランクギヤーで上下運動に変換される
7. その上下運動によって、クーラーのリモコンの起動ボタンを押す
8. クーラーが動く
9. 私が帰宅したら、部屋が冷えている

現状

ハードウェア部分のプロトタイプが完成。
PCから操作して、エアコンのボタンを押せることを確認。


プロトタイプの材料

  • USB-IO(写真の右下。PCから外部ハードを制御するもの、Km2Netからネット通販)
  • フォトリレー(少ない電流・電圧で動作するスイッチ、HSR312 533A、秋月からネット通販)
  • 電池ボックス 単3×4本用(写真の左下。秋月からネット通販)
  • 丸ピンICソケット(シングル8P、秋月からネット通販)
  • ブレッドボード EIC−102BJ(写真の右下。はんだを使わないで電子回路を作れるボード。プロトタイプに最適、秋月からネット通販)
  • タミヤ ユニバーサルプレート(写真の右上。東急ハンズで購入)
  • タミヤ ユニバーサルアームセット(写真の右上。東急ハンズで購入)
  • タミヤ4速クランクギヤーボックスセット(写真の右上。東急ハンズで購入)
  • USBケーブル

今後

ソフトウェア部分の作成と、正式版ハードウェア(はんだ付け&ケース作成&電源変更)の作成