HMDの3Dに関する入力方式の整理と、WebGLの立体視の検討

知らないことが多い分野のメモなので、間違いが多数あるかも。

方式

入力方式

  • インターリーブ方式
    • youtube 3dの"Interleaved rows, columns or checkerboard"に相当。縦or横orチェックの1pxごとに入れ替え。
  • サイドバイサイド方式
    • youtube 3dの"Side by side"に相当。視点のずれた画像を横に並べる。
  • アナグリフ方式
    • youtube 3dの"Colored Glasses"に相当。
  • フィールドシーケンシャル方式
    • インターリーブ方式と同じ?
  • フレームシーケンシャル方式
    • フレームごとに入れ替え。HMDの入力方式では通常使われない。(2011/01/10 [修正]: VR920の機器への入力はこれが使われている)。3DTVの出力としてシャッター方式のメガネと同時に利用される。

HMDの例

  • Wrap920
    • PC以外のメディア機器用。アナグリフ方式やサイドバイサイド方式に対応。VGAコンバーターを使えばPCと繋ぐことは一応できるっぽい。
  • VR920
    • PC用。PC用の場合特に方式が明示されてない。その理由はドライバが独自形式でVR920に流すから。
    • 2011/01/10 [追記]: SDK( http://www.vuzix.com/support/downloads_drivers.html からメールアドレスを登録後にダウンロード可能 )のドキュメントを読むと、フレームシーケンシャル方式の模様。特定時間で切り替えるのではなく、VR920から完了通知が来てからそれぞれを出力しているらしい。

WebGLHMD立体視する

  • 案1: 豪華に視点を変えたcanvas2枚 or window2枚を並べてサイドバイサイド入力
    • VR920のドライバ+ハンドルソフトが、特定領域のサイドバイサイド方式の映像をVR920用の入力に変換可能ならできるんだけど、youtubeのサイドバイサイド方式のムービーも見れない(ダウンロードしてstereoscopic playerで見ることは可能らしい)ようなので、無理っぽい。
  • 案2: OpenGLで描かれた内容をiZ3DでVR920に出力する
    • VR920のドライバはOpenGL未対応だが、iZ3Dは条件がそろえばOpenGL対応でVR920用の出力が可能。

案2を今度試す。