JavaScriptが使えるIDEを比較してみた

これまでJavaScriptのソースエディタにはSourceInsightを使っていたが、JavaScriptの文法を認識してくれず、インデントがおかしくなったりするので、乗り換えることにした。
JSDT, JSEclipse, Aptana Studio, Spket IDEを試して、下記の3点の特徴で比較してみた。

比較する特徴

• JQueryへの対応
• 補完候補
• ハイライト
• validation

比較結果

• JSDT(JavaScript Development Toolkit)
  • Eclipse3.4から追加された機能。
  • JQueryなどの構文を想定してないためか、validationで恐ろしいほどの指摘が出て、使えない。
  • まだまだ完成度が低く、実用レベルではない？

• JSEclipse
  • Adobeが提供しているEclipseのプラグイン
  • Eclipse3.4では動かなかった。Eclipse3.3.2にJSEclipse1.5.5を入れると動いた。
  • JQueryの関数候補を出せないっぽい。設定可能な項目も少ない

• Aptana Studio
  • EclipseベースのIDE。Eclipseのプラグインとしてつかえる版もある。
  • JQuery対応を謳っている
  • validationにJSLintが使える
  • 海外で結構人気があるようだ

• Spket IDE
  • EclipseベースのIDE。Eclipseのプラグインとしてつかえる版もある。
  • JQuery対応を謳っている
  • 機能的にAptanaより優れているところが分からなかった。

結論

現状、JQueryの"$("#class_name")."のドットを記述したときに、補完候補を出せるIDEはないっぽい。(戻るオブジェクトを完璧に判断するのは無理だが、ある程度推論してほしい)(2009/06/24修正 eclipseのプラグインでaptenaを使っていると、候補が出ていることに気づいた。このときは設定ミスだったかも。)
validationがAptana Studio以外は微妙だったのと、評判がよかったので、Aptana Studioで決定。