ディスクコピーでなくパーティションのコピーでSSDを導入する

目的

SSDをシステムパーティションにする。OSの再インストールは面倒なので現在のc:をコピーして利用する。
ただ、現在のシステムパーティションのあるHDDはSSDの容量より大きいため、ディスクコピーではなくパーティションコピーで移行を行う。

構成
  • OS: WindowsXP
  • MB: GA-G33-DS3R
  • HDD: MAXTOR 7H500F0
    • C: 80G 利用: 53.5G, 空: 26.8G
    • E: 385G 利用: 192G, 空: 192G
  • SSD: SSDSA2MH160G2R5
手順
  • 1. "EASEUS Partition Master 6.1.1 Home Edition"でc:をSSDにコピーして、MBRを作成した
  • 2. BIOSでHDDとして認識されているSSDをブート対象にしたが、"A disk read error occurred"というエラーで起動せず。他のHDDを取り外しても同じ。
  • 3. 修復コンソールで、SSDの対象にしたいfixbootとfixmbrをしたが、変化なし。
  • 4. SSDに対してWindowsXPを修復インストールをしたが、変化なし。
  • 5. @BIOSBIOSをアップデートしたが、変化なし
  • 6. 試しにSSDWindows XPクリーンインストールすると起動したので、ハードウェアの問題ではない
  • 7. "Macrium Reflect FREE Edition"でc:のイメージを作成して、SSDに復元。このときパーティションを拡大&MBRをコピーしない。
  • 8. BIOSSSDをブート対象にして起動成功。ただし、SSDのドライブレターがh:になっており、システム起動はh:からされているが、ページキャッシュやアプリの多くはHDDであるc:から読まれている状態
  • 9. 下記のURLの方法で、ハードウェアとドライブレターの変更を行う。その時点でのシステムはSSDなので、レジストリの読み書きはSSDに記録されるはず。
  • 10. 再起動をすると、SSDパーティションがc:として起動。
感想

理解不足で手間が掛かったが、結果は非常に快適。
Firefox等の起動が速くなり、HDDのカリカリ音もなくなった。