童心に返って赤青メガネとiZ3DでWebGL/MMDを立体視してみた

1. 赤青メガネの作成

色付きセロハンを使って作る。色付きセロハンが近くの文房具屋になかったので、Amazonで購入。

教育セロファン15

教育セロファン15

iZ3Dのデフォルトだと右目が赤で左目が青っぽいのでそう作る。

ネットのページやニコニコ動画にある下記のような赤青メガネ用のコンテンツが立体視できることを確認する(下記は右が青なので逆にかける)。

D

2. iZ3Dをダウンロード & インストール & 設定

iZ3DはDirectXOpenGLの描画に介入して、無理矢理3D出力するソフトウェア。WebGLOpenGLで描画しているので、3D出力できる。
一部の機能は有料だが、Anaglyphの3D出力は無料。

設定にて、DirectX -> OutputをAnaglyph(free) Optimized(Red/Cyan)にする
ついでにウィザードが邪魔なので、Profiles -> Game -> Show wizardのチェックを外す

3. WebGLを使ったSceneJSのサンプルを立体視する

Chrome10にて、赤青メガネをかけてSceneJSの下記のサンプルを見てみる。こちらは右目を赤にする。

http://scenejs.org/dist/curr/extr/examples/hello-teapot/index.html
http://scenejs.org/dist/curr/extr/examples/custom-geometry/index.html

うまくいけば下記のように表示され、立体視しながらオブジェクトを回転できる。

http://ndruger.lolipop.jp/hatena/20110115/teapot_3d_anaglyph.png
http://ndruger.lolipop.jp/hatena/20110115/cube_3d_anaglyph.png

iZ3DのConvergence / Separationを調整をすればもっとうまく立体視できそうだが、キー入力がブラウザに食われているのか、キー入力によるiZ3Dの調整ができない。

4. ついでにMMD(DirectX版)の立体視もしてみる

MMDにはDirectX版があるので、これもiZ3Dで3D出力にできる。

http://ndruger.lolipop.jp/hatena/20110115/mmd_anaglyph.png

感想とか

やっぱ外部から無理やり立体視化するのは、見え方の面で結構厳しい。
WebGL + iZ3D + VR920の立体視もする予定だったが、フレームのタイミングが合わないのかどうもうまくいかない。